このページでは PacketiX VPN 3.0 をご利用いただいていたお客様が PacketiX VPN 4.0 にバージョンアップいただく際の要点についてご案内いたします。
ライセンスについて
PacketiX VPN 3.0 の法人様向けエディションをお使いのお客様
PacketiX VPN 3.0 でご契約いただいているサブスクリプション契約のポリシーに基づき、PacketiX VPN 4.0 に無償バージョンアップいただくことができます。PacketiX VPN 3.0 以降の法人様向けエディションは、メジャーバージョン (3 または 4) にかかわらず、すべて同一の製品としてお客様にライセンスされます。
PacketiX VPN 3.0 の法人様向けエディションのライセンスキーは PacketiX VPN 4.0 と共通であるため、現在ご利用中のライセンスキーをそのままお使いください。
なお、PacketiX VPN 3.0 でご契約いただいていたサブスクリプション契約の期限が切れてしまっている場合は、期限が切れた日が PacketiX VPN 4.0 のリリース日よりも前である場合は、そのままでは PacketiX VPN 4.0 を使用いただく権利がないということになります。そのような場合は、まず販売パートナー経由でサブスクリプション契約を延長していただいた後に PacketiX VPN 4.0 をインストールしてご利用ください。これは、メジャーバージョンアップによって生じる事象ではなく、PacketiX VPN 3.0 系のマイナーバージョンアップによっても同様に発生する事象です。
PacketiX VPN 3.0 の個人・SOHO 様向けエディションをお使いのお客様
PacketiX VPN 3.0 の Small Business Edition および Home Edition のご購入時のライセンス条項に基づき、この 2 種類のエディションではメジャーバージョンアップ版である PacketiX VPN 4.0 をご使用いただくことができません。PacketiX VPN 3.0 と PacketiX VPN 4.0 は、Small Business Edition および Home Edition のお客様に対しては、別々の製品としてライセンスされています。
PacketiX VPN 3.0 の Small Business Edition および Home Edition のライセンスキーは、PacketiX VPN 4.0 のライセンスキーと異なります。したがいまして、PacketiX VPN 4.0 の Small Business Edition および Home Edition の新規のご購入をお願いいたします。
Small Business Edition および Home Edition は価格が法人様向けエディションと比較しまして非常に廉価であることから、メジャーバージョンアップを無償で行うことができないという制限を設けさせて頂いているものでございますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
アップグレードインストールについて
現在 Windows で PacketiX VPN 2.0 / 3.0 をご利用いただいているお客様は、PacketiX VPN 4.0 にアップグレードインストールすることができます。この際、設定データなどは引き継がれます。
Windows 版のアップグレードインストールは、通常のインストールと手順は変わりません。PacketiX VPN 4.0 の Windows 版インストーラは、インストール中に PacketiX VPN 2.0/3.0 を発見した場合、設定を引き継いでアップグレードを行います。
その他の OS でご利用の場合は、旧バージョンのサービスを停止したあと、PacketiX VPN 4.0 の「vpnserver」と「vpncmd」と「hancore.se2」を旧バージョンのファイルに上書きして、サービスを開始してください。「vpn_server.config」は設定ファイルなので上書きしないでください。(VPN Bridge や VPN Client の場合は server を bridge や client に読み替えてください。)
なお、万一アップグレードインストールで不具合が発生した場合に備えて、config ファイル (設定データ) のバックアップを保存しておくことをおすすめします。
PacketiX VPN 2.0, 3.0 および 4.0 の混在について
PacketiX VPN では、2.0 以降の各メジャー・バージョン間で互換性を維持しています。
PacketiX VPN Server 4.0 に PacketiX VPN Client / Bridge 3.0 や 2.0 から接続することが可能です。その逆も可能です。