QUMA 3D ポーズキャプチャ技術

    ソフトイーサ株式会社が開発した QUMA 3D 技術 を使用すると、誰でも、3D-CG ソフトウェアの操作に関する訓練を受けることなく、コンピュータ内の任意の人型のキャラクターを操作することができます。静止画やアニメーション作成の他、3D ゲーム内でのキャラクター操作にも応用できます。

     


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    QUMA 技術のライセンスを受けた最初の製品「QUMARION」発売!

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    ソフトイーサが開発した「QUMA 技術」を組み込んだ最初の画期的な製品「QUMARION」が 2012 年 9 月に株式会社セルシスより発売されました。

    QUMARION は人型の入力デバイスであり、3D-CG モデルのポーズ操作がより簡単、快適になります。QUMARION にはセルシスが開発したソフトウェアが同梱されています。

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    概要

    QUMA はどのような技術ですか?

    QUMA を使用すると、誰でも、3D-CG ソフトウェアの操作に関する訓練を受けることなく、コンピュータ内の任意の人型のキャラクターを操作することができます。静止画やアニメーション作成の他、3D ゲーム内でのキャラクター操作にも応用できます。

    本製品は、コンピュータのマウスやキーボードのように、卓上に設置することができる小さな入力デバイスであり、USB 端子で接続でき、バスパワーで動作します。しかし、驚いたことに、マウスやキーボードと異なり、本物の人間のような形状をしています。この人間のような形状の手足、胴体、首の各部分は手で自由に動かすことができ、関節内部にある16個の関節センサーにより、特定の瞬間の人形のポーズ (姿勢) がキャプチャーされ、USB を経由してコンピュータに入力されます。すると、コンピュータ上で動作している 3D-CG アプリケーションやゲームソフトウェア等のプログラムに、本製品のポーズをリアルタイムに取り込むことができます。

    詳しくは、このページの上部にあるビデオをご覧ください。

    従来の 3D-CG の操作方法と比較して異なる点はどこですか?

    従来、コンピュータグラフィックス (CG) の分野では、人型のキャラクターを配置・操作する際に、キーボードやマウス等を用いてキャラクターの各関節を画面内で調整する必要がありました。これは直感的な操作ではないため、キャラクターに意図した動作をさせるためには、相当の訓練が必要でした。そのため、個人レベルで趣味として 3D-CG アニメーションを制作したいと思ったとしても、3D-CG ソフトウェア内の人形の関節の操作に多大な苦労を要し、挫折してしまうユーザーが数多く存在したと思われます。これは、インターネット上に、個人によって Flash 等で製作された 2D アニメーションや 2D 静止画が多く公開されているにもかかわらず、3D アニメーションや 3D 静止画の数が比較的少ないことからも読み取れます。

    QUMA の開発に関わっている会社はどこでしょうか?

    QUMA 技術および応用製品の研究開発は、ソフトイーサ、株式会社セルシス (東京都新宿区、代表取締役: 野崎 慎也) および電気通信大学発ベンチャー企業である 株式会社ビビアン (東京都調布市、代表取締役: 久地井 淳) と共に、2009 年度から行ってまいりました。

    QUMA 技術を用いた 3D モーションキャプチャ装置の概要

    本製品は、コンピュータのマウスやキーボードのように、卓上に設置することができる小さな入力デバイスであり、USB 端子で接続でき、バスパワーで動作します。しかし、驚いたことに、マウスやキーボードと異なり、本物の人間のような形状をしています。この人間のような形状の手足、胴体、首の各部分は手で自由に動かすことができ、関節内部にある16個の関節センサーにより、特定の瞬間の人形のポーズ (姿勢) がキャプチャーされ、USB を経由してコンピュータに入力されます。すると、コンピュータ上で動作している 3D-CG アプリケーションやゲームソフトウェア等のプログラムに、本製品のポーズをリアルタイムに取り込むことができます。

    従来、コンピュータグラフィックス (CG) の分野では、人型のキャラクターを配置・操作する際に、キーボードやマウス等を用いてキャラクターの各関節を画面内で調整する必要がありました。これは直感的な操作ではないため、キャラクターに意図した動作をさせるためには、相当の訓練が必要でした。そのため、個人レベルで趣味として 3D-CG アニメーションを制作したいと思ったとしても、3D-CG ソフトウェア内の人形の関節の操作に多大な苦労を要し、挫折してしまうユーザーが数多く存在したと思われます。これは、インターネット上に、個人によって Flash 等で製作された 2D アニメーションや 2D 静止画が多く公開されているにもかかわらず、3D アニメーションや 3D 静止画の数が比較的少ないことからも読み取れます。

    本製品を使用すると、誰でも、3D-CG ソフトウェアの操作に関する訓練を受けることなく、コンピュータ内の任意の人型のキャラクターを操作することができます。静止画やアニメーション作成の他、3D ゲーム内でのキャラクター操作にも応用できます。

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    本製品の基礎となっているシステムは「QUMA 技術」と呼ばれています。QUMA 技術は、複数のシステムモジュールから成り、自由に結合することが可能な関節センサーおよび関節センサーからの信号を集約して多重化し USB バスを用いて PC に伝送することができるハードウェアおよびファームウェアから構成されています。

    QUMA 技術では、自由な形に関節を組み合わせることができます。本製品のような人型のハードウェアに限らず、いろいろな形状の動物 (たとえば、ラクダ、ヘビなど) に合わせた関節構成を組み立てることができます。

    QUMA 技術の研究開発には、現在、ソフトイーサ、セルシス、ビビアンおよび一般社団法人 3D データを活用する会・3D-GAN が参画しており、筑波大学大学院とも共同研究を行っています。本製品は、これらの研究開発の成果が組み込まれています。

    QUMA 技術は、将来的には本製品のようなモーションキャプチャ装置以外にも、たとえば、ゲームセンター等の機材のコントローラに組み込んだり、または 3D アニメーション製作の専門学校等で教材として使用したりすることができます。ソフトイーサでは、今後、国内および海外のパートナー様と連携し、QUMA 技術を様々な分野に拡大していきたいと考えております。

    「QUMA」 (クーマ) の名称は、最初のバージョンの試作機 (2009 年製作) の外観がクマのぬいぐるみであったことに由来しています。

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    2009 年製作の試作版 (なお、本製品の外観は人型であり、クマの形ではありません)

    QUMA 技術の仕様

     

    項目
    名称 QUMA (クーマ) 技術
    形状 人型を含め、関節を有する任意の形状に利用可能
    PC との接続方式 USB 2.0
    (HID デバイスとして認識されるためデバイスドライバのインストールは不要)
    電源 USB バスパワーによる給電で動作
    対応 OS Windows および Mac OS X (予定)
    対応ソフトウェア QUMA SDK を用いて QUMA と接続できるように開発されたソフトウェア

    開発の進捗状況

    QUMA の開発は以下のように進められてきました。

    最初のアルファ版の QUMA は 2009 年 10 月に開発されました

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    QUMA は 2010 年 3 月に NHK ニュースの番組で紹介されました

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    QUMA の開発はその後も継続して進行しています

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    2011 年の春に作成したベータ版です

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    2011 年 7 月の最新バージョンです

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